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【第15回チューリップ賞回顧】本番に向けて上位馬の取捨は悩ましいが

2008年3月11日 yuta | | コメント(0) | トラックバック(0) | はてブに追加 【第15回チューリップ賞回顧】本番に向けて上位馬の取捨は悩ましいが

ぼちぼちとクラシック路線のレース回顧。まずはチューリップ賞。阪神JFからの直行で中心と見られたトールポピーだったが、件のG1は改修後の阪神に対して騎手の意識が変わり始めたころのレース。騎手が直線の長さに惑わされずに馬の力を出し切れるようになりつつあったころだけに、阪神外回りマイルの中ではかなり厳しい流れでのレースだった。そのような流れでこそ実力を発揮できる同馬だけに、牝馬クラシックのトライアルレースのような各馬無理をしないゆったりとした不向き。自力で2着に来るのが精一杯だったのも仕方ない。もちろん今回よりも流れが厳しくなる桜花賞のほうが適性があるのは間違いなく、今回の結果はまずは無難なスタートをだったといえよう。ただしど真ん中のスローボールを平気で空振りするのがトニービン系。自分からレースを作りにいけば甘くなることも容易に想像できる。馬券的には人気が集中するようなら桜花賞で嫌ってみるのも一考。まあ池添騎手にはキメウチできる騎手だけにあっさりの可能性も高いけど。

勝ったエアパスカルは今ブレイク中のウォーエンブレム産駒。数少ない産駒からこれだけの馬を送り出すのだから、彼の性癖は惜しむばかりではある。ある程度前々で速いペースを追走しても、最後まで脚をしっかり使えるのところが同産駒の特徴。エアパスカルは母父SSの力である程度の瞬発力勝負にも対応可能で、今回のような流れはピッタリだった。個人的にはダイワスカーレットに近いイメージを持っている。本番ではマークが厳しくなるだろうから、今回のような楽な競馬はさせてもらえないかもしれないが、好位からでも競馬ができるタイプだけに大崩れはしないだろう。

3着オディールは本来は好位からの競馬が持ち味の馬。今回は体調不良もあってか後方からの競馬を余儀なくされたが、末脚はさすがの一言。ただし繊細な牝馬だけに使ってよくなるかは未知数。本番で積極的に買いたいかというわれると微妙なかんじ。

◆レース後のコメント
◇1着エアパスカル
※藤岡佑騎手 馬の気持ちに任せて走らせることを心がけました。スタートのいい馬ですし、リズム良く運べました。もう少し追い出しを遅らせてもいいくらいに手応えがありましたし、最後までしっかりと脚を使ってくれました。体は大きくはないですが、闘争心がありますね。2歳チャンプを破っての勝利ですし、これで本番には胸を張って行けます。

◇2着トールポピー
※池添騎手 勝って本番を迎えるに越したことはなかったけど、ゲートは出てくれたし、いい位置でレースができただけでも収穫。久々の分、追って前を掴まえ切れなかったけど、もともとが叩きつつ良くなるタイプだからね。本番では何とか巻き返したい。

◇3着オディール
※安藤勝騎手 体が減っていたし、返し馬の感触が良くなかったんだ。レースでも外へ逃げるところがあった。でも、差す形でレースができたし、流れを考えれば最後はよく追い上げてくれた。

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