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【第32回エリザベス女王杯回顧】消化不良に終わってしまった女王決定戦
2007年11月20日 yuta | 個別ページ | コメント(2) | トラックバック(0) | はてブに追加
こちらも1週遅れながら、さっくりと回顧。
正直なところウォッカが出走取消した時点でかなりの興味を失ったのも事実。とりあえずは軽症のようでうまくいけば今週のJCに出れそうということだが、正直ダービーでかなり運を使ってしまった感がある同馬。JC挑戦も一度仕上げた中での再仕上げでかなり難しい臨戦過程になっている現状ハードルは高いが、好きな馬だけに頑張って欲しいところ。
それにしても今年のエリザベス女王杯はウォッカがいなかったことを差し引いても、「今年1.2を争うツマラナイレースとなったG1」という印象は否めなかった。勝ったダイワスカーレットにケチをつけるつもりはないが、正直もう少し他の騎手は何か出来なかったのかという思いは拭えない。というかアサヒライジングの柴田善の騎乗が今年のエリザベス女王杯をツマラナイレースにした戦犯といってもいいだろう。絶対に前で競馬をしなければいけないレースでスタートで出遅れ、さらに相手のほうが脚があるのがわかっていながら、ひたすら2番手で流れ込んだレースぶり。もちろんアサヒライジングがダイワスカーレットよりも先に仕掛けて勝てる可能性は相当に低い。たぶん着は悪い結果になったであろう。しかし後ろから追いかけて勝てる可能性はさらに低かった。アンカツの騎乗とダイワの能力がそれをさせなかったといえばそれまでだが、見ていて勝とうという気迫は全く感じられなかった。これはG1である。条件戦ならばレースを壊すことができないということもあろう。だがG1で1%でも勝つ可能性を探らない騎手は、金を賭けている客に勝つ意志を感じさせない騎乗はするべきではないのではないか。何も捨て身の特攻をしろといっているのではない。相手の能力を出し切らせないことと、自分が勝てる競馬をすることは両立することだ。大本命馬が楽な競馬をするのをみすみす目の前でスルーするようなレースを僕はG1で見たくない。
勝ったダイワスカーレットはとにかくアンカツのエスコートに導かれて、秋華賞と全く同じようなレースぶりでの圧勝。自分でレースをコントロールしてるのだから、文句の言えない圧勝に間違いはない。ただ男馬との戦いになったときに同じようなラップが刻めるかというと微妙なところ。強さというよりレースの支配力で勝っている同馬だけに、来年の戦いは牝馬同士でないと難しいかもしれない。2着フサイチパンドラは自分のレースはしている。ただ動こうとしたところで相手はそれ以上の脚を使ってしまった。完敗。3着スイープトウショウは全盛期ならば・・・といったところだが、これが世代交代というものなのだろう。マトモに調教が出来ない状態での3着はこの馬の強さは感じられるが、さすがにもう潮時。お疲れ様といいたい。名牝であった。
◆レース後のコメント
◇1着ダイワスカーレット
※安藤勝騎手 レース前はいろいろ考えず、ゲートを出てからどう乗るか考えようと思っていた。すぐに周りの馬より前にいたのでそのままジワッと行かせた。途中でハミを取って行きそうになったけど、問題ない程度だったし、前走よりゆったりと走れていたからね。最後は際どい着差だったけど、見た目以上に余裕はあった。前走より更に落ち着きがあったし、この感じなら距離はもっと延びてもこなしてくれるかも知れない。
◇2着フサイチパンドラ
※ルメール騎手 4、5番手につけて行って欲しいとの指示。流れが落ち着いたし、4角を回る時も手応え十分だったから勝てるかなと思ったほど。最後も差を縮めてくれているけど、結果的に勝った馬が強かったね。自分としてはいいレースができたと思っている。
◇3着スイープトウショウ
※池添騎手 上がりの速い競馬になりましたが、いい位置で流れに乗れたし、最後まで一生懸命に走ってくれて、馬はよく頑張ってくれました。これで引退することになりましたが、こんな素晴らしい馬にずっと乗せていただいた関係者の皆様に感謝しています。いい勉強をさせてもらいました
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コメント(2)
あああ :
このレースを酷評するのはダスカの実力に疑いを持ってる人たちだけ。
ゆたゆた :
よく読んでいただければわかりますが、レースに対する評価とダイワスカーレットに対する評価はイコールではありません。競馬というものは勝ち馬だけ語れば全てを語れるものではありませんので。
ただそれはそれとして僕はダイワスカーレットの能力に全幅の信頼を置いていません。同じパターンでしか競馬をしていない馬の能力を疑わないというのは博打打ちとして失格だと考えているからです。
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