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【エリザベス女王杯回顧】一枚上の実力を発揮したスイープトウショウ
2005年11月14日 yuta | 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0) | はてブに追加
絶妙な逃げをうったオースミハルカにひやりとさせられたものの、現役牝馬最強の力をスイープトウショウが見事にみせつけた。まずラップを見てみる。12.3 - 10.9 - 11.9 - 12.4 - 12.5 - 12.5 - 13.3 - 12.0 - 11.5 - 11.1 - 12.1。キーになったのはやはり7ハロン目の13.3だろう。前半1000mが60.0フラットというのは、スローとはいえるが極端に遅い流れではない。逃げるオースミハルカにとって大きかったのは、後続が1コーナーでごちゃついたこと、そして掛かり気味になったマイネサマンサが2番手に上がって、蓋となったことだろう。これにより2番手との差が予想以上につけられ、7ハロン目に息をしっかり入れられた。しかし団子になってしまった馬たちはともかく、先団にいたショウナンパントル、ウイングレットあたりの消極的な競馬はいただけなかった。末脚勝負で後続の有力馬に勝てるわけもないのだから、自力で動いていって見せ場ぐらい作って欲しかったものだ。レース後にもっと積極的に乗るべきだったというコメントを残している岩田騎手を見習ってほしい。
勝ったスイープトウショウは厳しい展開的にはなったが、そのぶん、このメンバーでは一枚上の実力であったことが証明された形。オースミハルカの逃げがある程度平均的なラップであったため、前2走とは違って最後が12.1とガクっと落ちる形のペースだったのも幸いした形ではある。とにかく最後の伸びは強烈で宝塚記念、安田記念を見てもわかるようにスローでこそ斬れる瞬発力型というよりは、全馬の末脚がある程度削られるミドルペースで流れてこそ末脚が生きるタイプなのだろう。その点今週のマイルCSでデュランダルとも十分勝負になると思われる。というかトラセンのG1予想ではうっかりスイープトウショウはマイルCSに出るかと勘違いしてた。池添被ってるから出るわけなかった・・・。
3着アドマイヤグルーヴはスローでこそ末脚が生きるタイプでもう少し馬群の詰まったスローだったら着差はもっと詰まっていただろう。ただ実力は十分見せてはいる。5着エアメサイアは1コーナーの不利が大きかったが、これまでが鞍上が完璧に乗りすぎていたという感もある。一年ぶりの4歳世代ヤマニンシュクルに先着されていることも考えると、不利がなかったとしてもスイープトウショウ、アドマイヤグルーヴに先着できたとは思えず、力に開きがあるのではないだろうか。ただこれが世代レベルに直結するかというと、今週のマイルCSでのラインクラフトは2000mで掛かりまくってエアメサイアとほぼ同じ力を見せているあたりマイルに変わっての上積みは相当あるように思えて、また難しい。8着ヤマニンアラバスタは京都の2200はあっていないし、瞬発力というよりは全馬が速い上がりの中で粘っこく末脚を持続させられるタイプで今回は流れがあわなかった。
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